Happy Valentine! with Subaru/佐和真中|感想
約 4 分で読めます。
明埼すばる(23歳)|設定は好きだったでした。でも、好みの年下男子ではなかったですね~。
好きな年上ヒロインに振り向いてほしくて、頑張っている描写はあったけど余裕を感じました。
私が佐和さんに「なんでも余裕でこなすお兄さん」のイメージを持っているからかもしれないけど、私はあまり必死さを感じられなかったです。
お互いの気持ちが通じ合って部屋に誘った後の「つもりはなかった」っていう言葉も印象がよくなかったし、イチャイチャの内容も……イマイチだった。頑張りたい気持ちは受け取ったけど、肉体面じゃなくて精神面の方が大事なんだよな~~~。
本編|B:Happy Valentine! with Subaru
「年上女子を振り向かせたくて頑張る系の年下男子」は設定として大好きです。
佐和さんの年下キャラは聴いたことがなかった(イメージになかった)のもあって初めて聴いてみました。
トラックリスト
- スイーツ仲間
- 姉みたいに、弟みたいに
- 迷惑じゃない
- 突然の電話
- 待ち伏せ
- ちゃんと見てよ
- スイートな人
- ショコラよりも
どこか余裕あり?
う~ん……。私のイメージでは佐和さんの声って「何でもそつなくこなせる少し腹黒い中性的なお兄さん」なんですけど、すばるくんも大きく印象が変わるわけではなかったな。
少しふわふわしてるので頼りなさげかも。そこが年下っぽさ?
でも腹黒そうな印象は変わらなかった。「『すれてない子』ではないな」という感じです。
スイーツっぽくない。
ヒロインはすばるくんから見ると「親友のお姉さん」であり「スイーツ仲間」。
冒頭で一緒にスイーツを食べてるんですけど、私はこのときの「うまいっ!」にすごく違和感がありました。
初めて聴いたときに「ビールをあおった後の一言みたいだな」って思った。威勢が良くて……膝打った感じで。
スイーツだったら「うま~い」の方が、くちどけのよさとか甘さが伝わったんじゃないかと私は思う。
「つもり」でいい。
恋人同士になった直後、誘われて彼の部屋に行くんですけど……「するつもりなかった」ってどんな意図があるんだろう。
「下心なく、ただ君と一緒にいたくて部屋に呼んだだけの紳士的な俺」のつもりか。
しかも、同情を引くような独り言(「全然ダメだ」とか)も交えてだったので、余計にもやっとしました。
ヒロインの「そんなに言うならしょうがないなあ……」を狙っている計算高さを感じて「かわいくない」と思った。
今は「つもり」なんだから言わせるなら、これからの俺がどうするのか言わせたらいいのに。
「大事にするからしたい」ってストレートに口説く方が、私は好感が持てます。
頑張りたいのはわかったけど……
「一回目ちょっと早かったから二回目頑張りたい」っていうのはいいとして「顔見てると早く終わっちゃうから後ろからする」ってのは私はあんまり好きじゃなかった。
頑張りたい気持ちはわかった。でも「二回目は頑張りたい」ってヒロインのためというより自分のプライド満たすため(汚名返上)って私は感じます。
早いのはいいようにしか受け取らないから、私は気にならないです。
「顔見たい」って言葉の方が大事に思っている感じがして私は好きです。
最後に
告白シーンはちゃんとあったので、それはバレンタインらしくてよかった。
でも最後まで聴いても、かわいい年下男子とは思えなかったし、私の中の佐和さんのイメージに変化はなかったです。