感想:お仕事恋愛のスゝメ case1. 峰川伸(CV:二枚貝ムール)
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……濡れ場なしにして全年齢でもよかったんじゃないかな。
告白して恋人同士になったと思ったらデートはすっ飛ばして急にヒロインの部屋で及びます。
デートはどうした。
デートをしてくれよ。
デートは前戯の一部だろ!?
恋人の彼がヒロインに対してどう接するのか全く分かりません。
気分を盛り上げてくれないとそんな気分になれないんですけど!?
まあ誘ったのはヒロインの方なので良いデートだったんですねー……。
私は聴いてないけど。
それと彼は経験なしなんですけどDT好きとして期待するから言わないで欲しかったな~~!!
なんで経験ないなんて言ったのか。ヒロインに対して予防線張っただけか。
この記事は二枚貝ムールさん出演のシチュエーションCD「お仕事恋愛のスゝメ case1. 峰川伸」の感想記事です。
トラックリスト
- はじめての来店
- 大切な相手
- 縮まる距離
- プレゼント
- ナイショの花
- 花笑み
- 止まらない気持ち
登場キャラクターについて
- 名前:峰川伸(24歳)
- 自分を「俺」ヒロインを「あんた」と呼ぶ。
- スイーツ男子。地元洋菓子店のフィナンシェが大好き。
「お仕事恋愛のスゝメ case1. 峰川伸」感想
本編
内容は公式サイトのStory(とキャラクター設定)を読んだら殆どわかっちゃいますね~。
ヒロインが働くお花屋さんにお客さんと訪れた峰川さんと出会い、何度か会う内にお互い惹かれ合い……。
お店だけじゃなくて偶然街中でも会ったりしてね。
峰川さんが趣味を教えてくれたり洋菓子店の復刻フィナンシェに気づいてテンション上がってはしゃいだところは可愛かったです。
ありふれた出会いとかやり取りは想像しやすいので好きなんです。でもデートしないのが不満。
告白までにだいぶ時間をかけるので……行為に至るまでが体感として早すぎる。
スキンシップだけじゃなくて会話のときに感じられるイチャイチャもあるでしょ?
ささやかな甘い言葉から始まって徐々にそういうシーンに入って欲しいので私はデートシーンも聴きたかったです。
恋人になった峰川さんがヒロインに対してどう接するのか見たかった。
「素敵なデートだったな」って思った後に「もっと一緒に過ごしたい」ってなるもんでしょ普通。
私もそう思わされた上でそのシーンに至りたいわけです。だからデートは蔑ろにして欲しくなかった。
この作品に限らず行為までには十分な助走をください!!
そしてヒロインがあんまり好きじゃないです。あなた……状況に酔ってない?
峰川さんのお花は「大切な女性」に渡すものなんですけどヒロインは「婚約者」だと思っているんです。
だから峰川さんにお見舞い用の花をお任せされたとき愛の花言葉を持つ花を選ぶんですよ。
…勝手に「婚約者がいる」と思い込むまではいいとして。
そんな峰川さんに対して「好意の花言葉を持つ花の鉢植え」をプレゼントってどういうつもり?
婚約者に対する嫌がらせ?
「相手が花言葉に興味を持ち始めた」って峰川さんが言ってたよね?
「婚約者がいる人だから惹かれちゃいけない」と思ってるんだよね?
そんな相手にそういう意図が伝わる可能性があるものを渡したらダメじゃないかな?
「言葉で伝えてフラれりゃいいじゃん。状況に酔ってんだろこの女!!」
と思いました。
ある日のデート後に初めてそういう時間を過ごすわけですがヒロインに誘われた峰川さんは最初お泊りをやんわり断るんですよ。
結局はお泊りするんですけど……ゴムはどこから出てきたの。
用意だけはしてたのか?だったら素直にお泊りすればよくない?
それともヒロインが用意してたのを使ったのか?
でも自分の持ち物のようにごく自然に取り出してたような気がしたけどな……。
DTのわりには最初に「経験ない宣言」しただけでバタバタすることなく事を進めていて何のためのDT要素なのかDT好きの私にはわからんかった。
設定としては「あんまり慣れてない」で十分。女性慣れしていないキャラだからといってDTにしなくてもいいと思う。
恋人になるまでは峰川さんは気持ちを隠そうとしていたと思うし恋人同士のやり取りが十分にないので甘い雰囲気を感じることもないです。
だからしてるとき急に
「好きって気持ちが…止まらない」
トラック7:「止まらない気持ち」
なんて言われても全然響かないし言葉が大げさに感じる。普通に好きって言ったらいいと思う。
トラック数は7と思いきやシークレットトラックなるものが入っていて8。トラック7、トラック8は連続で濡れ場です。
シークレットにしたのは何のためなんでしょうか。お得感?
あとがき
告白までは十分に時間を取って描いてるのに恋人同士になったらデート省いてお泊りは急すぎました。
私は気持ちがついていかない。デートシーンは必要だと思います。