感想:家政婦さんの危険なお仕事~依頼主は気侭な小説家~(CV:冬ノ熊肉)
約 3 分で読めます。
- #呼び方:あんた→お前/俺
- #年齢:29歳
- #開始時:初対面(依頼主)
最初にあんなことされたら私は仕事を放棄する。でも「受け入れられる人もいる」と思えたので「全く理解できん」ってことはなかった。
ヒロインは元々依頼主(小説家)の大ファンだし彼の方も自分のムチャクチャな要求を受け入れて甲斐甲斐しく世話されたら惹かれても不思議ではないよな。私なりに行間が読めたので置いてけぼりになることはなかったです。
行為は複数回あるので「回数は多い方が好み」って人はいいかも。ただ「恋人として」ではなく「小説家と家政婦として」の行為の方が中心だったので私は満足感はあまりなかったです。
あとは碧の職業柄、官能小説を読み聞かされているような言葉攻めをされました。
もっとプライベートを聴きたかった。
年齢も29歳で高めだし「俺様気質」の設定だったので高圧的な態度であれやこれや命令してくる男性を想像してました。聴いてみるとご機嫌斜めなワガママ弟タイプという印象。可愛げがあって私は好きです。
初日に最初の仕事として自己処理を手伝わされるのは大好きな先生からの指示でも私は引くだろうな。ただ「ありがとうございます!」のタイプもいそうだな~……と思ったのでヒロインとしてはアリだったんでしょう。
「彼の苦しみを癒して結ばれる」のがシリーズ共通だと思うんですけど碧は過去の苦い恋愛を引きずっている女々しい男です。……私は嫌いじゃない。
過去の苦い恋愛については聴いているうちに察しがついた。私は察したとおりだった。でも自暴自棄になっても仕方ない出来事なので元々彼の大ファンでもあるヒロインに同情心が芽生えて恋愛に発展してもおかしくはないです。体の関係は早々に持ってしまったわけだし。
部外者にもかかわらず八つ当たりされたヒロインが最初に逃げなかったことで行き場のない気持ちに行き場ができて癒されていったんでしょう。よかったね!
彼の職業が活かされている部分について、ちょっと詳しく触れておきます。
- 作家設定が活かされた「詳細な状況説明」
心を開いた後は碧の構ってもらいたい甘えん坊の一面が見えました。
かなり好きなキャラだったので私はもっとプライベートの恋人としてのイチャイチャが聴きたかったです。特典含めてもあまり聴けなかったのでそこがちょっと残念だったな。
試聴できます。
作家設定が活かされた「詳細な状況説明」
ここはちょっと書いておきたい。作家設定が活かされていた部分です。
新作小説のネタにかこつけて体の関係を持つんですが碧が小説を読んでいるように喋るので完璧な状況把握ができました。
「家政婦は小説家にXXされた」というような詳細な状況説明なのに状況としては「小説の内容を喋りながら、それを再現している」だけなのでシチュエーションボイス作品特有の「今の説明用のセリフだったな」という萎えがなかった。(ある程度は仕方がないことは承知してます)
さらに小説用文章だから乱暴な表現もなくて俺様の命令口調が苦手な私もイラっとさせられることなく聴けました。
なので小説家プレイは個人的にけっこうありです!!
特典感想
掌に伝わる熱(アニメイト/公式)
小説家プレイです。家政婦として朝の生理現象の処理をお手伝いします。
トラックの間の出来事なので雰囲気がまだ少し硬い気がしますけど心はたいぶ傾いてることがわかります。でも恋人としての行為ではないのでイチャイチャ感はあまりなかった。
幸せな日常をふたりで(ステラワース)
彼の表情が柔らかくてかわいいです。ヒロインへの好意を感じました。迫ってくる彼を「まだ明るいから」とやんわり断ったヒロインに対してのセリフが好きだった。
「お前も……俺がどんな顔して抱いてるか、じっくり見てみろ」
ステラワース特典:「幸せな日常をふたりで」
「俺を見てろ」って言われるのは妙にグッときた。命令されるのは嫌だけど指示されるのは好きです。
声色などの表情からヒロインを好きな気持ちが伝わってきて全体の雰囲気は好きだったんですがゴムをつけないのはあんまり好きじゃなかった……。早く入りたいからってゴムはしてくれー!
急いでつけて入ったらいいのに!(急いでつけてるところも可愛いから聴きたかった)
